ポルトガル滞在中はサーフトリップに行く予定で、現地では「波のある場所に自分が動く」旅をしたい。だから、宿やルートを固定するのはナンセンス。調べるうちにわかったのは、全ては波次第ということ。
上記前提に基づいて3泊4日の柔軟型サーフトリッププランを妄想してみたよ
音声での記事紹介(日本語)
Audio introduction of the article(English)
柔軟型サーフトリップとは?
ポルトガルの海岸線は広く、風・うねり・地形の条件が毎日変わる。
固定ルートではなく、波に合わせて泊まる場所を変えられる構成が理にかなっている。

妄想モデルプラン|3泊4日・柔軟型サーフトリップ
| 日程 | 宿泊候補 | サーフポイント例 |
|---|---|---|
| Day1 | シネシュ/アリファナ/ザンブジェイラ | リベイラ・ディーリャス → Malhão or Arrifana |
| Day2 | サグレス | Tonel, Amado, Beliche |
| Day3 | セトゥーバル or アラビダ | Zavial, Castelejo |
| Day4 | リスボン帰着 | 朝入水 or 観光して終了 |
柔軟に動くための3つのポイント
✅ 宿はキャンセル無料 or 当日現地交渉
✅ 中継地を3パターン持つ(シネシュ/アリファナ/ザンブジェイラ)
✅ 毎晩か朝に風とうねりをチェックして動く
キャンピングカーという選択もあり

✅ 利点
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波の前で目覚める
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荷物がそのまま車内
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チェックイン・アウト不要
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複数人ならコスパも良好
❗ポルトガルでは公共での車中泊は禁止
✅ 合法に車中泊できる場所:
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| RVパーク・キャンプ場 | 安心・合法・設備完備 |
| サーフゲストハウス敷地内 | オーナーとの交渉でOKな場合あり |
| 休憩 | 仮眠・食事程度なら合法圏内(就寝NG) |

✅ レンタカー相場(9月)
| 車種 | 価格(4日) | 定員 |
|---|---|---|
| ミドルバン | €400〜€600 | 2〜3人 |
| フルサイズ | €600〜€900 | 3〜4人 |

レンタルサイト
🍷 アフターサーフはワインで締める|Costa Alentejanaで寄りたいワイナリー
アフターサーフは、静かな土地でワインを一杯やる。
この組み合わせが叶うのが、**Costa Alentejana(アレンテージョ海岸沿い)**というエリア。
サーフポイントと同じエリアに、地元密着型のワイナリーやヴィンヤードが点在している。
調べていくうちに「これはアフターサーフの寄り道に最高では?」と思えてきたので、いくつかピックアップしておく。
✅ Costa Alentejanaってどのあたり?
リスボンとサグレスのちょうど中間にあたるエリア。
シネシュ、オデミラ、ミルフォンテス周辺がメイン。海と畑が同居していて、地元食材×地元ワインが味わえる静かなロケーションが多い。
妄想中のワイナリー寄り道候補 2選
① Herdade do Cebolal(セボラル農園)
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📍所在地:Santiago do Cacém(シネシュから車で約30分)
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🏷️ 特徴:家族経営の自然派ワイナリー。白・赤ともにミネラル感強め。
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🍷 試飲ツアー:€15前後で5種試飲+チーズプレート付き
② Vicentino Wines
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📍所在地:Zambujeira do Marの近く
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🏷️ 特徴:大西洋の風を浴びた葡萄で作る爽やかな白ワインが評判🏡
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🍷 試飲ツアー:事前予約制、€20前後〜
寄るタイミングは「Day1の午後」か「Day3の帰路」
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Day1:シネシュ泊 or Zambujeira方面にするなら、試飲→海辺のサンセットが最高の流れ
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Day3:サグレスから北上する道中、海沿いを少し外れてワイン農園に寄るという妄想もアリ

サーフィン×ワインの相性は抜群
波に乗ったあと、夕暮れと静かな空気のなかで飲むワイン。
その土地で育ったブドウと海の風が混じった一杯。旅の余韻を深めるには最高のアフターサーフ体験になるはず。

まとめ
旅の予定は“目安”でいい。
決めるのは波、動くのは自分。
今回組んだ妄想プランは、そんなスタンスで進めていく旅の設計図。
現地でどう動けたか、どこに泊まったか、どの波に当たれたか?
波が良ければそこに泊まる。悪ければ動く。それだけの話。
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