【BCA Stash Pro 40-UL】40Lクラス最軽量スプリットボードに特化したバックパック購入レビュー

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バックカントリーや登山では、装備の軽量化が体力温存や行動の効率化に大きく影響する。そんな中、BCA(Backcountry Access)の「Stash Pro 40-UL」は、40Lクラスで最軽量と言えるバックパックだったので迷わず購入した。

今回は、その特徴や利便性、他モデルとの比較していく。

Stash Pro 40-ULの基本スペック

Stash Pro 40-ULは、バックカントリーでの長時間行動をサポートするために設計された超軽量バックパックだ。

  • 容量:40リットル
  • 重量:1,166グラム
  • 素材:X-Pac VX21(ナイロン60%、ポリエステル40%)

このモデルは、軽量性を追求しながら、スプリットボードでのバックカントリーに特化した機能を備えている。

正面

 

背面

 

 

40Lクラス最軽量の設計

一般的な40Lバックカントリーバックパックの重量は1,500~2,500gが主流だが、「Stash Pro 40-UL」は1,166gと他のモデルに比べて圧倒的に軽量だ。

この軽さは、長時間のツアーで大きなアドバンテージとなる。バックカントリーの世界では軽さは正義なのだ!

  • X-Pac VX21素材の採用
    この素材は軽量で耐久性が高く、防水性も備えているため、過酷な環境でも装備を守れる。
  • 重量削減の工夫
    不要なデザイン要素を省き、必要最小限の機能で最大の軽量化を実現している。

厚みも最大で22cmほどあり、いろんなものを格納できそうだ。

 

スプリットボードでのバックカントリーに特化している性質上、最小限の機能に抑えられている。
細いストラップが付属しているので、スノーシュー等もつけれなくはないが、おまけ程度として考えておこう。

付属のストラップでポールを装着した状態。

 

他の40Lクラスモデルとの比較

「Stash Pro 40-UL」の軽量性と機能性を、他の代表的なバックパックと比較してみる。

製品名 容量 重量 主な特徴
BCA Stash Pro 40-UL 40L 1,166g 超軽量設計、多機能収納、X-Pac VX21素材
BCA Stash 40L 40L 約1,800g 標準モデル、豊富な収納と耐久性
チュガッチ35 35L 約1,520g 高耐久素材、シンプルな機能性
Rain or Shine BC Pack 33L 33L 約1,400g シンプル設計、スノーボードキャリー対応
SHUMARI 35 EVO 35L 約1,700g 日本人の体型にフィット

代表的なバックカントリー用バックパックと比較しても、圧倒的に軽い!!

 

多機能な収納とキャリーシステム

「Stash Pro 40-UL」は軽量性だけでなく、収納やキャリーの実用性も優れている

背面
  • Aフレームキャリー:スプリットボードを両側に固定し、バランス良く運搬できる。

  • ダイアゴナルキャリー:スプリットボードを斜めに背負うことで素早く固定可能。

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シャベル・プローブ専用コンパートメント

バックカントリーでは必携のシャベルやプローブをすぐに取り出せる専用スペース。緊急時にも迅速に対応可能だ。

右側のみジッパーを深く開けられる設計

閉じた状態

 

ロールトップクロージャーとサイドアクセス
  • ロールトップクロージャー:荷物の量に応じて容量を調整できるスグレモノ。

残念なのは、内部にはポケット等が一切ないので、小物ケースは必要に応じて購入する必要がある。

 

収納した状態

 

ロールトップの両端はカラビナで固定

 

  • サイドアクセスバッグを完全に開けることなく必要な装備に素早くアクセスできる。個人的にはバーンと大きく開けて欲しかったところ。

 

ヒップベルトとポケット
  • ヒップベルト:かなり丈夫に作られており、しっかりと腰に固定できる。

  • ポケット:両腰に2つポケットが付属。

 

上部ポケットと下部ポケット
  • 上部ポケット:すぐに取り出せるものを収納するのに最適だ。フックもついているので車や家の鍵を引っ掛けるのにも良い。

  • 下部ポケット:水筒やシールを格納するスペースに最適だ!

 

各種ストラップ

いたるところにストラップがついていて、いろんな装備を固定することが可能だ!

 

まとめ

「Stash Pro 40-UL」は、40Lクラスのバックパックとして最軽量を誇りながら、多機能性や快適性も備えたモデルだ。軽量性、機能性、収納力を兼ね備えたこのバックパックは、スプリットボードでバックカントリーを楽しむすべての人にオススメできる。

早く雪山で使ってみたいものだ!

 

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